ご機嫌いかがですか?川越教会牧師、木村恭子です。
「わたしには、この囲いに入っていないほかの羊もいる。その羊をも導かなければならない。その羊もわたしの声を聞き分ける。」ヨハネ10章16節。
私はこの言葉が大好きです。というより、この言葉がなければ、私は伝道者として、福音宣教者として、立つことができません。この言葉は、私たちが福音宣教に励むための保証だと考えています。
教会には、「未信者」という言葉があります。これは、まだキリスト教信仰に入っていない方、これからイエスを信じて信仰に入るべき方。つまり、まだ「この囲いに入っていない羊」のことです。そして、イエスは「その羊をも導かなければならない」と言うのです。
さらに、感謝なことに「その羊もわたしの声を聞き分ける。」とイエスは言っておられる。神が、囲いの外の羊も、イエスの声を聞き分ける力を与えてくださる。イエスの声を、自分への招きだと理解できる、そういう人がいると教えておられる。今、この放送を聞いているあなたを、イエスは、招いておられるということです。
日本は、キリスト教宣教の難しい国と言われています。しかし、そういうお国柄だからこそ、私たちは、このイエスの言葉に注目して、そしていつも、教会の外へと目を向けたいと思います。