あさのことば 2022年7月13日(水)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

木村恭子(川越教会牧師)

木村恭子(川越教会牧師)

メッセージ: 羊のために命を捨てる



 ご機嫌いかがですか?川越教会牧師、木村恭子です。
 イエスが良い羊飼いであるもう一つの理由は、「わたしは羊のために命を捨てる。」(ヨハネ10:15)ということです。

 ここは、ヨハネ福音書10章11から13節の繰り返しです。「わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる。羊飼いでなく、自分の羊を持たない雇い人は、狼が来るのを見ると、羊を置き去りにして逃げる。――狼は羊を奪い、また追い散らす。――彼は雇い人で、羊のことを心にかけていないからである。」

 良い羊飼いは、自分の命を犠牲にしても、羊の命を守ります。同じように、イエスは、十字架上で私たちの罪を背負って神の裁きを受け、ご自身の命を捨てることで、私たちの命を救う道を開いてくださったのです。

 イエスは、ヨハネ10章18節で、このことをさらに詳しく教えています。「わたしは自分でそれを捨てる。わたしは命を捨てることもでき、それを再び受けることもできる。これは、わたしが父から受けた掟である。」

 十字架による救いは父のご計画ですが、イエスご自身、自ら進んでお受けになった苦しみです。後に、使徒パウロは、この神の愛を「わたしたちの主キリスト・イエスによって示された神の愛」(ローマ8:39)と表現しています。

Copyright (C) 2022 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.