ご機嫌いかがですか?川越教会牧師、木村恭子です。
今週は、ヨハネ福音書10章14節から18節までをご一緒に考えましょう。先ず、この箇所を朗読しますので、味わって聞いてください。
「わたしは良い羊飼いである。わたしは自分の羊を知っており、羊もわたしを知っている。
それは、父がわたしを知っておられ、わたしが父を知っているのと同じである。わたしは羊のために命を捨てる。わたしには、この囲いに入っていないほかの羊もいる。その羊をも導かなければならない。その羊もわたしの声を聞き分ける。こうして、羊は一人の羊飼いに導かれ、一つの群れになる。
わたしは命を、再び受けるために、捨てる。それゆえ、父はわたしを愛してくださる。だれもわたしから命を奪い取ることはできない。わたしは自分でそれを捨てる。わたしは命を捨てることもでき、それを再び受けることもできる。これは、わたしが父から受けた掟である。」
イエスの言葉です。ここで、イエスは、ご自分を「羊飼い」にたとえて語っています。「父」は、父なる神。そして「羊」は、私たち人間です。イエスは「わたしは良い羊飼いである」と言いますが、「良い」とはどういうことでしょうか。今週、ご一緒に考えてみましょう。