お元気にお過ごしですか。私は西武新宿線花小金井駅徒歩7分、日本キリスト改革派花小金井教会牧師の小堀昇です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。
さて聖書は、次のように語ります。「諭しを守る人は命の道を歩み 懲らしめを捨てる者は踏み誤る。」箴言10章17節の御言葉です。ここで、「諭し」と言われていますけれども、これは、「訓戒」という意味です。
私は、子供のころ、実によくしかられました。今思い返すと、実に理不尽とも思えるほどに、本当によく叱られました。あるとき、「ホワイトすぎて会社を辞める若者」、そんな言葉を耳にしました。ブラックではないのです。ホワイトすぎてやめてしまうのです。それは、一つには、上司がパワハラだと思われたくない、だから、部下を叱らなくなったからだ、っていうのです。確かに最近は、人を叱ることが少なくなったそうです。それは、相手の諭しをなかなか受け入れることができない、私たちの心に問題があるのかもしれません。
私たちも人生において、いろんな苦しみを通らされることがあります。まるで神様から、懲らしめを受けているような、そんなところを通るようなときもあります。しかし、聖書は「『わが子よ、主の鍛錬を軽んじてはいけない。主から懲らしめられても、力を落としてはいけない。なぜなら、主は愛する者を鍛え、子として受け入れる者を皆、鞭打たれるからである。』あなたがたは、これを鍛錬として忍耐しなさい。神は、あなたがたを子として取り扱っておられます。いったい、父から鍛えられない子があるでしょうか。」へブライ人への手紙の12章の5節以下のところで語っています。
神様からの諭しは、あなたを成長させていくのです。どうぞあなたも、神様を信じて、神様と共に、豊かな人生を歩んでください。