おはようございます。筑波みことば教会の牧師、朴徹です。
長い人生をよりよく生きるために、人生設計を考えることは、大事なことです。自分はどのような人生を送りたいのか。夢や目標や将来を考え、それを実現するために、いつ、何を、どのようにしたらいいのかを考え、計画を練るのです。計画が決まっていれば、「今、何をすべきか」、やるべきことが明確になるため、限られた時間を有効に使うことができるようになります。
神様も、私たち人間のための夢を持っておられ、その実現のために計画を立てられました。その神様の夢と計画が記されているのが、まさに「聖書」です。
旧約聖書ハバクク書2章2節に、このような言葉があります。「主はわたしに答えて、言われた。『幻を書き記せ。走りながらでも読めるように 板の上にはっきりと記せ。」。神様は、私たちが、ご自分の計画を走りながらでも分かるように、はっきりと「聖書」の中に書き記してくださいました。
人は誰でも「聖書」の中から、自分に向けられた神様の計画を見つけ、その実現に向けて走るとき、本当の自分を見出すことができます。人生の意味を見出すことができます。将来への希望が与えられ、生きる力が与えられます。
クリスチャンとして、自分で人生の計画を立てて、その実現のためにあくせくする必要はないのです。神様に信頼し、神様の夢を自分の夢として、その実現に向けて、後ろを振り向いたり、うろついたりするのではなく、真っ直ぐに前を向いて走るのです。