おはようございます。西鎌倉教会の大木信です。
聖書の言葉の中に、人は「神に造られたもの」という言葉があります。人は神が造られた作品だということです。また、他の所には「神は御自分にかたどって人を創造された」(創世記1:27)とも記されてあります。少し乱暴な言い方かもしれませんが、私たちが「神のかたち」に造られたのであれば、私たちを見れば神がわかるように造られたという事にもなります。
しかし実際は、私たちを見ても神を思い浮かべることなどできません。人は本来、互いに助け合い、支え合い、愛し合って生きる存在に造られましたが、実際はその様に生きていないからです。争いや奪い合い、ねたみや嫉妬というものが心を渦巻くからです。人は造られた神の思いとは違うことをしているのが現状です。
私たちの思いや力では、この神の思いを回復することは出来ませんが、神には出来ます。神は私たちを愛し憐れんで、イエス様を信じることによって回復させようと導いておいでです。この神の愛を信じて、新しく生き始めようとする人たちこそクリスチャンです。
これまでの自分の弱さを認めて、イエス様を信じて生き始める。互いに支え合って生きる世界が、教会という場所では行われているのです。