おはようございます。西鎌倉教会の大木信です。
或る方と聖書の学びをしているとき、こう言った相談がありました。「神を信じて生きることは、一本筋が自分に通ったようで強くなった気がする一方で、何だか不自由で窮屈な気がします」と。
なるほど、神を信じることで自分が制限される、自由ではなくなると思っておられるのか、本当はそうではないのになあと思いました。
私は神を信じて生きるとより自由になる、広々と世界が開けると信じています。人は本当に迷いやすい存在です。考え過ぎて傷ついたり、迷路に迷い込むこともあります。時には能力以上のことを思って過信したり、逆に不安を強めて動けなかったりもします。むしろ人は、確かな基準を持たない事で、自らが制限されていることを知って頂きたいのです。
神は自由を与えるために、聖書という基準をお与え下さいました。この基準によって生きなさい、ここにあなたの自由があるからと教えて下さっています。聖書に親しんでいく中で、またこの放送を聞いていくなかでも、神があなたに呼びかけていることに気づく時があると思います。その時はどうぞその神の聖書の世界に飛び込んでみてください。きっと広々とした世界が開けることでしょう。