あさのことば 2022年1月21日(金)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

木村恭子(川越教会牧師)

木村恭子(川越教会牧師)

メッセージ: 神の霊が与えられている



 いかがお過ごしですか?川越教会牧師、木村恭子です。今週は神のイメージについてお話してきました。

 ところで、創世記の記事を見ると、神が人を造られた時に『我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう』(創世記1:26)と言われたと記されています。神は霊であり、形がないはずなのに、その神に「かたどり、似せて」人間が造られたというのです。これはどういう意味でしょうか。

 これは外見ではなく内面、内側の問題です。創世記2章7節にこう記されています。「主なる神は、土の塵で人を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた。人はこうして生きる者となった。」

 神は他の生き物の創造とは異なり、人間にだけ、神の息を吹き入れました。神の息とは神の霊です。人は神の霊が吹き入れられてはじめて、生きる者となったのです。すべての生き物の中で、人間だけが特別で、人間だけが神の霊を持っているのです。これは、人間が造られた最初から、人間は霊である神を理解し、信じることができるものとされていた、ということです。

 聖書の神が理解できない、と悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。でもあきらめずに、神に向かい合ってください。聖書の言葉を聞き続けてください。必ず神が理解でき、信仰へと導かれるはずです。あなたにも神の霊が与えられているのですから。

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