あさのことば 2022年1月19日(水)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

木村恭子(川越教会牧師)

木村恭子(川越教会牧師)

メッセージ: わたしは良い羊飼いである



 いかがお過ごしですか?川越教会牧師、木村恭子です。今週は、神を知るために、イエス・キリストの言葉に注目しています。

 ユダヤ人にとって羊はなじみ深い動物のようです。聖書には羊という言葉が700回以上出てきます。イエスは羊飼いと羊の関係を、ご自身と民との関係にたとえて話されました。

 イエスはご自分を「わたしは良い羊飼いである」(ヨハネ10:11a)といいます。ということは、「悪い羊飼い」もいるわけです。「悪い羊飼い」は、雇われ羊飼いで、羊より自分の命が大切。危険が迫れば羊を置き去りにして自分が助かる道を選びます。

 しかし、イエスは「良い羊飼い」であり、「良い羊飼いは羊のために命を捨てる」(ヨハネ10:11b)というのです。これはイエスの十字架を指しています。イエスは信じる人々のために、十字架上で命を捨てたのです。信じる者が永遠の命を得るためです。

 さらに、「わたしには、この囲いに入っていないほかの羊もいる。その羊をも導かなければならない。その羊もわたしの声を聞き分ける。こうして、羊は一人の羊飼いに導かれ、一つの群れになる。」(ヨハネ10:16)と言われます。

 あなたにも羊飼いの声、神の声を聞き分ける耳が与えられています。

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