いかがお過ごしですか?川越教会牧師、木村恭子です。今週は、神を知るために、イエス・キリストの言葉に注目しています。
「わたしの父の御心は、子を見て信じる者が皆永遠の命を得ることであり、わたしがその人を終わりの日に復活させることだからである。」ヨハネによる福音書6章40節。
「父」とは父なる神、「子」とは神のひとり子であるイエス・キリストです。父なる神の心は、わたしたち人間が、イエスを神の御子、罪からの救い主と信じること。信じて永遠の命、復活の命に至ることだと教えています。
永遠の命とは、地上で長生きすること、死なないことではありません。地上人生の中で、イエス・キリストを通してまことの神を知り、神の恵みの中で生きること。死んだ後、わたしの魂が神のもとで憩うこと。そして終わりの日、つまり神の国が完成するときに、もう一度肉体をもって復活すること。そこまでが永遠の命の祝福です。
わたしたちの命は、この地上の命がすべてではありません。わたしたちが考えているよりずっとスケールが大きいのです。しかし、この命を得るためには、わたしたちが地上で生きている、今このときに、神の御子、イエス・キリストを信じ、キリストを通して神を見上げて生きることが必要です。死んだ後にそのチャンスはありません。