いかがお過ごしですか?川越教会牧師、木村恭子です。今週は、神を知るために、イエス・キリストの言葉に注目していきます。
イエスは、「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」(マルコ2:17)と言われました。これが、イエスが地上に来られた目的であり、神のご計画、救いの御業です。
ですが、人によって罪の認識が違うので、私は「罪人」と言われるような悪いことをしていない、と考える方もいらっしゃるでしょう。しかし、神の基準で言う「罪人」とは、行動に現れる悪事だけでなく、心の思いまで含みます。いえ、それ以前に、神を知らず、神を無視して生きている人は皆「罪人」なのです。
「正しい者はいない。一人もいない。悟る者もなく、神を探し求める者もいない。皆迷い、だれもかれも役に立たない者となった。善を行う者はいない。ただの一人もいない。」(ローマ3:10b-12)とあります。つまり、罪のない人はいないのです。
でも安心してください。神から離れ背を向けて生きている罪人のわたしを招くために、イエスが地上に来られたのですから。
罪の世で、孤独にさまようわたしに、あなたに、神は目を向け、神のもとに来て安らぐようにと招いておられます。