いかがお過ごしですか?川越教会牧師、木村恭子です。2022年が始まりました。今年はどんな一年になるのでしょうか?ここしばらく新型コロナウイルスの影響で大変でしたから、今年こそ平和な一年になって欲しいと祈らずにはいられません。
ところで、今、求道者の方と一緒に聖書を読んでいるのですが、その方が「聖書の神のイメージがなかなかつかめない」とおっしゃるのです。放送を聞いておられるあなたは、いかがでしょうか?そこで今週は、聖書から読み取れる神のイメージについてお話ししようと思います。
ヨハネ福音書4章24節に「神は霊である。だから、神を礼拝する者は、霊と真理をもって礼拝しなければならない。」と記されています。「神は霊」なのです。ここから、神は姿、形なく、目で見たり、手で触ることができないお方だということがわかります。
ですが、霊である神が、人となって地上に来てくださったのがイエス・キリストです。ですから、私たちはイエス・キリストを知ることで、神を知ることができるのです。イエスの教えやなさったことなどから、私たちは神を知ることができます。
ヨハネ福音書1章18節には「いまだかつて、神を見た者はいない。父のふところにいる独り子である神、この方が神を示されたのである。」と記されています。