ご機嫌いかがですか、湘南恩寵教会の坂井です。今週は「詩編の祈りに心を合わせて」のシリーズでお送りしております。今日は詩編の57編です。
この詩編は、ライオンの群れに囲まれたような苦境を覚えている人の祈りです。でもこの人の心は屈することなく、神を見上げて、心を確かにします。8、9節にこういうふうにあります。「わたしは心を確かにします。神よ、わたしは心を確かにして、あなたに賛美の歌をうたいます。目覚めよ、わたしの誉れよ。目覚めよ、竪琴よ、琴よ。わたしは曙を呼び覚まそう。」(詩編57:8-9)
澄み切った心が映し出されているような、美しい言葉です。夜の明けるのを前にして、神に信頼する不動の心をもって賛美を歌い、新しい一日をゆさぶり起こそうとするかのようです。朝は救いが始まる希望の時です。
共に祈りましょう。
憐れんでください。神よ、わたしを憐れんでください。わたしの魂はあなたを避けどころとし、災いの過ぎ去るまで、あなたの翼の陰を避けどころとします。神よ、あなたを信頼します。私のためにどんなことも成し遂げてくださる大いなるあなたのことを。慈しみとまことに満ちた救い主イエス・キリストを、確かにあなたは与えて下さいました。神よ、天の上に高くいまし、あなたの栄光を全地に輝かせてください。あなたの慈しみは大きく、天に満ち、あなたのまことは大きく、雲をおおいます。主よ、大いなる主よ、今日もあなたに信頼いたします。