「昔の光」。昔、仙台駅前の丸光デパート。夜9時の「荒城の月」の音楽、東仙台教会の我が家にまで聞こえる。
おはようございます。魚本です。
ご存じ、作曲家の滝廉太郎は、クリスチャン。ドイツ留学中、結核を患い、帰国後、23歳で召天。作詞をした土井晩翠の妻八枝も、長女の照子も、クリスチャン。昔の東京芸大で、八枝と滝は同期。
高知県出身の八枝。1899年、20歳で結婚。初めて出合う大雪、また「寿司」を「すす」、「饅頭」を「まんづう」と発音する異郷の地に心細さを感じる。しかし、言葉の違いに興味を持つ。手帳に細かくメモする。仙台方言集を40歳と45歳、また晩翠の勧めで、土佐の方言集も56歳の時に執筆。しかし、長女も、養子も含めてでしょうが、6人の子供の内5人までが20歳代まで病死する。
聖書には、「いつまでも残るのは信仰と希望と愛…その中で一番優れているのは愛」(1コリント13:13・新改訳)とある。キリストの十字架の死と、死からの復活の愛。罪の赦しと永遠の命の愛。「昔の福音の光」は、永遠(とわ)に輝いている。ありがとうございます。