おはようございます。今月一か月、この番組を担当しました仙台教会の風間義信です。早いもので今年も一か月になろうとしていますが、いかがお過ごしでしょうか。
一年でも一番寒い時期を迎えていますが、それだけ体の弱さを感じやすい毎日ではないでしょうか。私たちは厳しい寒さを過ごすために厚着をして、服装で体を守ることをしますが、新約聖書のエフェソの信徒への手紙4章22節から24節では次のように言われています。「古い人を脱ぎ捨て、心の底から新たにされて、神にかたどって造られた新しい人を身につけ、真理に基づいた正しく清い生活を送るようにしなければなりません。」
ここでは服を脱いだり、着たりとは言われていません。「古い人を脱ぎ捨て」、「新しい人を身につけ」とあります。でも、服を脱ぎ捨てたり、着たりということは毎日していますが、人を脱ぐ、着るなどということがあるのでしょうか。
自分では脱ぎ捨てたり、身に着けることをできない私のために代わりにしてくださったのが、イエス・キリストです。本来、私たちは神にかたどって造られた一人一人です。しかし、この造り主なる方を離れ、この方を悲しませる生き方をする者となってしまいました。その状態を罪と呼んでいます。
その罪を私に代わって引き受けられ、あなたは大丈夫ですよ、もう全く新しくされていますよと、共に歩んでくださっているのがイエス・キリストです。
あなたもこの番組を通して聖書の言葉を聞き続けていく中で、あなたのために備えられている新しい人をいただいてまいりましょう。