あけましておめでとうございます。今月、この番組を担当します仙台教会の風間義信です。どうぞよろしくお願いします。
新しい年を始めるにあたり、新しい聖書を用意された方もおられるかもしれません。あるいは長年にわたって、それこそボロボロになるまで1冊の聖書を使いこんでいる方もいらっしゃることでしょう。それぞれの聖書と共にある一日一日の上に、神の祝福をお祈りいたします。
その聖書が書かれた目的について、ヨハネによる福音書20章31節では「これらのことが書かれたのは、あなたがたが、イエスは神の子メシアであると信じるためであり、また、信じてイエスの名により命を受けるためである。」と教えています。
確かに私たちは命があって、今日も生きています。けれども、自覚はしていなくても、この命を与えて下さった方、造り主なる方と離れてしまっています。それを聖書では罪と呼んでいます。そのため、その償いのために死をもって罰せられなければならないと言われています。この罪への罰を代わって受けてくださったのがイエス・キリストです。それはひたすら一方的な憐れみによって、私たちを生かすためになされたものです。それが神の愛であり、私たちは代わっていただけるほど価値ある者です。
ご紹介した聖書の言葉が「信じてイエスの名により命を受けるため」と言っていますように、その道は、イエス・キリストを信じることによって与えられます。この一年、日毎に聖書の言葉とこの番組によって、その命の言葉を受け取っていただきたいと心より願っています。