いかがお過ごしでいらっしゃいますか。今週一週間、番組を担当させていただきます東京都中野区にあります江古田教会の浅野正紀です。今週も、聖書の言葉に聞いていきましょう。
神を信じて生きていくか、それとも神を信じないで生きていくかは、人に大きな生き方の違いをもたらします。この世界がなぜあるのか、人はなぜ生きていかなければならないのか、これらの答えを私たちが自分で作りだすことはできません。
聖書の最初に書かれている創世記1章1節には、「初めに、神は天地を創造された」と記されています。聖書は、この世界も人間もすべて神が造ったことを教えています。この世界に、神と無関係に存在しているもの、神と無関係に起こる出来事はありません。すべてのものが神によって造られ、治められているということは、この世界にあるどんなものにも、この世界で起こるどんなことにも、すべて神の目から見れば、意味があるということです。
創世記1章31節には、神が御自身の造られた世界をどう思われたかについて、こう記されています。「神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった。夕べがあり、朝があった。第6の日である。」
神は、この世界を御自身の目から見て極めて良いものとして造られました。私たちは、本来、この世界が極めて良いもの、すばらしいものであることをいつも覚えたいと思います。