おはようございます。坂戸教会の酒井啓介です。
聖書のルツ記からメッセージをしています。人生どん底の経験はつらいものです。それを乗り越えたのに、自分でもまたどん底になる道を選んでしまう、ということがあり得ます。
聖書のルツ記に登場するナオミという女性は、どん底の人生から立ち直りつつありましたが、彼女は非常に危ない賭けにでました。同じどん底にいた義理の娘の幸せを思う余り、とるべき手順を踏み越えようとしました。それは、その娘と出会った男性とをてっとり早く結婚させるために、手順を無視して、真夜中に2人を一緒にさせたのです。こうしてナオミは、神の言葉を従うこととはほど遠いことをしてしまいました。これではまた、どん底に戻ってしまうことになります。
大きなものを失う恐ろしさや悲惨を、あなたは知っているはずです。しかし罪の力は、あなたの目や思いを惑わして、また悲惨などん底へ戻らせてしまうものです。ところが、幸いにもその娘と男性は、その時に神の言葉を用いることで理性を保ち、しっかり手順を踏み、人間的な方法ではなく、神の御心に従って結婚の手順を進めました。
御言葉によって、ナオミの過ちは止められました。御言葉にある神の知恵は、人の知恵よりも圧倒的にすぐれています。過ちから守られるために、あなたも神の言葉から離れずに過ごしてください。キリストは次のように教えます。「わたしの愛にとどまりなさい。」(ヨハネ15:9)
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