いかがお過ごしですか。羽生栄光教会の村田寿和です。
ある時、イエス様はこう言われました。「わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる。」(ヨハネ10:11)このイエス様の御言葉の背景には、神様を羊飼い、神の民を羊の群れに譬える、聖書の言葉づかいがあります。
また古代の世界において、羊飼いは王様のことを意味していました。ですからイエス様は、御自分が神様であり、王様であると言われたのです。イエス様が御自分のことを「良い羊飼いである」と言われるのは、イエス様が羊のために命を捨ててくださるからです。
良い羊飼いであるイエス様は、羊である御自分の民が命を受けるために、十字架にあげられ、死んでくださるのです。そして死から3日目に、栄光の体で復活してくださるのです。イエス様の羊とは、イエス様の声を聞き分ける人のことです。
イエス様は、次のように言われています。「わたしは羊のために命を捨てる。わたしには、この囲いに入っていないほかの羊もいる。その羊をも導かなければならない。その羊もわたしの声を聞き分ける。」(ヨハネ10:15-16)イエス様の声を聞き分けるならば、あなたもイエス様の羊であるのです。