いかがお過ごしですか。羽生栄光教会の村田寿和です。
ある時、イエス様はこう言われました。「わたしは世の光である。わたしに従う者は暗闇の中を歩かず、命の光を持つ。」(ヨハネ8:12)このイエス様の御言葉は、世が闇であることを前提にしています。
イエス様は、闇である世に、光として来てくださいました(ヨハネ1:5参照)。「世が闇である」と言うとき、その闇の暗さは、まことの神様を知らないことにあります。まことの神様を知らない世は、どんなに華やかに見えたとしても闇であるのです。その闇である世に、イエス様はまことの神様として、すべての人を照らす光として来てくださったのです。
ですからイエス様に従うならば、その人は暗闇の中ではなく、光の中を歩むことができます。神様がおられない暗闇ではなく、神様がおられる光の中を歩むことができるのです。そればかりかその人は、自分の内に命の光を持つことができるのです。
「命の光を持つ」とは、神の霊である聖霊において、イエス・キリストと父なる神様が、その人の内に住み込んでくださることを意味します。そのようにして、イエス様に従う人は、イエス様と父なる神様との永遠の交わりに生きることができるのです。そしてこれこそ、神様が私たちに与えてくださる永遠の命であるのです。