いかがお過ごしですか。羽生栄光教会の村田寿和です。
ある時イエス様は、ユダヤ人たちと議論をしている中で、こう言われました。「はっきり言っておく。アブラハムが生まれる前から『わたしはある』」(ヨハネ8:58)
アブラハムは、イエス様の時代からおよそ2000年前の人物です。イエス様は、そのアブラハムが生まれる前から「わたしはある」と言われます。イエス様は、「アブラハムが生まれる前から、わたしは神として存在していた」と言われるのです。
その昔神様は、ホレブの山でモーセに現れ、「わたしはある。わたしはあるという者だ」と言われました(出エジプト3:14参照)。「わたしはある」、これは神様の御名前であるのです。イエス様は「アブラハムが生まれる前から『わたしはある』」と言われることによって、御自分が神として存在していたことを教えられたのです。そしてユダヤ人たちはこのことを理解したからこそ、イエス様を神を冒涜する者として、殺そうとしたのです。
さて、今日は日曜日です。日曜日は「わたしはある」と言われるイエス・キリストが、十字架の死から復活されて、弟子たちに出会ってくださった日です。どうぞ、あなたもお近くのキリスト教会に行ってください。教会でささげられる礼拝において、まことの神であるイエス・キリストは、あなたに出会ってくださいます。