あさのことば 2021年10月 5日(火)放送

中山仰(田無教会牧師)

中山仰(田無教会牧師)

メッセージ: 賛美の力



 おはようございます。田無教会牧師の中山仰です。
 今朝は礼拝で用いる賛美や賛美歌についてお話しします。賛美はキリスト教の礼拝に欠かすことができません。世の中には様々な歌がありますが、教会賛美は神をほめたたえることを第一にしています。礼拝賛美では私たち人間の側の陶酔や、喜びすらも中心にしていません。もちろん賛美歌の中には、救われた人たちが心からの感謝をもって応答する賛美もあります。そのような賛美は、主に説教の後に用いられます。

 私の前任地で賛美歌の好きな方が教会の前に住んでおられました。賛美をするために教会にお出でになられ、救いに導かれたそうです。また教会に初めて行った時に、説教のお話は覚えていないけれど、礼拝の中での賛美に心打たれて覚えているという話を多くの方からお聞きしています。

 ところで牧師となるための学びをしている神学生は、神学校在学中に近隣の教会に奉仕に出かけます。ある先輩からのお話しです。自分が説教しているときに涙を流し始めて、聞いておられた婦人がおられたそうです。礼拝後にその方が、「先生、説教前に歌った賛美歌は亡き主人の愛唱していた賛美歌で主人を思い出して涙しました。」とおっしゃられたそうです。

 亡きご主人の思いと、天の父なる神へ託す思いが賛美歌を歌うたびにあふれるのでしょうね。一瞬自分の説教に感銘してくれたのかなと思ったと笑い話になりました。それほど賛美は心をとらえるのですね。

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