あさのことば 2021年10月 4日(月)放送

中山仰(田無教会牧師)

中山仰(田無教会牧師)

メッセージ: 名前の意味



 おはようございます。田無教会の牧師中山仰です。
 エサウとヤコブという双子がいました。弟のヤコブは兄のかかとをつかんででてきたために、かかとという言葉からヤコブと命名されています。その名のとおり、長男の権利を継ぐときに兄のエサウを出し抜いて目の見えなくなっていた父イサクをだましてその権利を奪ってしまいます。

 だまされたと知った兄のエサウは「彼をヤコブとは、よくも名付けたものだ。これで二度も、わたしの足を引っ張り欺いた」と叫んだほどでした。お父さんのイサクが死んだときには、ヤコブの命を狙おうと計画しましたが、母親が気が付きヤコブを彼女の兄のところへ逃します。その叔父さんはヤコブを上回るずる賢さで彼をこき使います。

 やがて故郷に帰ることになったヤコブですが、兄エサウに会うことは恐怖でしたので最大の贈り物を用意します。それでもなお心配でしたので、境の川を渡るときに神に訴えるように格闘します。ヤコブは神の使いに格闘に勝ったものの腰の関節を打たれて、足を引きずり自力では逃げることができなくなりました。その時神の使いは「お前の名は何というのか」と尋ねると「ヤコブです」と答えます。当然の答えのようですが、自分で出し抜くという意味のことを言えたのだからもう大丈夫だというお墨付きをもらいます。兄エサウは寛大なためかヤコブを許していました。

 このように聖書の名前には大きな意味があります。興味をもって聖書を読んでみませんか。

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