どうも、みなさん、ごきげんいかがですか。綱島教会牧師の小宮山裕一です。
聖書にはたくさんの人物が登場します。その中でも特に、魅力的な人物を紹介します。
今日はダニエルです。このダニエルは、容姿端麗、頭脳明晰、水もしたたる良い男、というタイプの人だったようです。それに加えて、神を信じる信仰においても熱心でした。
そんなダニエルですが、人生波瀾万丈。あるとき、ダニエルを陥れようと画策する人々によって、王様以外を拝んではいけない、という命令がだされます。命令をやぶったら死刑です。ダニエルたちユダヤ人は神以外拝みません。しかし、神を拝んだら逮捕されてしまう。まさに絶体絶命ともいえる状況にこの時置かれました。
その時にダニエルは何をしたのでしょう。彼は「家に帰るといつものとおり2階の部屋に上がり、エルサレムに向かって開かれた窓際にひざまずき、日に3度の祈りと賛美を自分の神にささげた。」(ダニエル書6:11)のです。ダニエルはいつも神に祈っていました。その祈りをいつものようにささげたというのです。
自分のすぐ近くに命の危機が迫っている。それなのにダニエルはいつもと同じ日常を送っています。ダニエルの膝は祈りを覚えていました。自分の置かれた状況が良くても悪くても落ち着いた生活を送る。このダニエルの姿勢には神が必ず守ってくださる、その信頼があるのです。神はこの信頼を寄せる者を守ってくださるお方なのです。