いかがお過ごしでしょうか。横浜教会牧師の千ヶア基です。今日も神様の御言葉に聞きたいと思います。
苦しい時や困った時に助けを求めるのは、人間として当たり前のことです。その時は、自分の限界を認めて謙遜になることへ目が開かれる時にもなります。詩編53編2節は、自分だけの基準に頼って勝手気ままに生きる人を次のように表現しました。「神を知らぬ者は心に言う『神などない』と。人々は腐敗している。忌むべき行いをする。善を行う者はいない。」人と人とが傷つき合い、許し合うことも助け合うことも少ない社会が続いていく。自分の力ではどうすることもできない。だからこそ今、神様に助けを祈り求めるのです。
ある信仰者は、詩編53編7節の冒頭で「どうか、イスラエルの救いが、シオンから起こるように。」と祈りました。聖書には「あなたを愛する」「わたしがあなたの神となる」と約束された神様が、人々をあらゆる状況から守り支えられたお話がたくさんあります。聖書は神様の救いの歴史を伝えるメッセージに溢れています。
聖書の話を聞き続けているあなたにも、神様の救いの約束が語られています。どんな時代になっても、どんな社会であっても、神様があなたに愛の眼差しを向けてくださるように祈っています。