いかがお過ごしでしょうか。横浜教会牧師の千ヶア基です。今日も神様の御言葉に聞きたいと思います。
自分の人生を振り返ってみますと、私たちは誰かを傷つけてしまうようなことがあったと気づきます。自分の間違いを認めることは、なかなかできることではありません。周囲の視線も気になりますし、プライドもありますからなおさらです。謝りたかったのにできなかった。やれることがあったのにやれなかったことに気づきます。
聖書の世界に生きた信仰者は、詩編51編3節で神様に祈ります。「神よ、わたしを憐れんでください、御慈しみをもって。深い御憐れみをもって、背きの罪をぬぐってください。」そして19節では「しかし、神の求めるいけにえは打ち砕かれた霊。打ち砕かれ悔いる心を、神よ、あなたは侮られません。」と言うのです。自分の中で気付いている間違い、まだ誰にも言ったこともない過ち、後悔していることなど、その思いを全て神様の前に差し出す。それが「打ち砕かれ悔いる心」です。
神様の前では素直になって良いのです。神様だけは、私たちの抱えている問題も課題も理解した上で、それを赦して受け入れてくださいます。まずは、誰も見ていないところで素直に神様に祈ってみましょう。神様は祈りに応えてくださいます。