ごきげんいかがでしょうか。草加松原教会の川杉安美です。
キリスト教を伝えた代表的な弟子のひとりパウロは、次のように書きました。「最も大切なこととしてわたしがあなたがたに伝えたのは、わたしも受けたものです。すなわち、キリストが、聖書に書いてあるとおりわたしたちの罪のために死んだこと、葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおり3日目に復活したこと。」コリントの信徒への手紙一の15章3節4節です。
興味深いことに「死んだこと、葬られたこと」は過去の出来事として記されています。ところが「3日目に復活したこと」というのは、完了形と言って、その状態がずっと続いている書き方になっています。死んで、葬られたが、復活して今も生きている、という書き方なのです。そして500人以上もの人に、復活したキリストが現れてくださったと言います。ただし、現れたのは、パウロが最後だとも言います。
その後、イエス様は天に帰られました。しかし、今も霊的に共にいてくださいます。それを信じるのがキリスト教です。ハーバード大学の法律学の権威で、サイモン・グリーンリーフという教授がいました。奇跡を信じない無神論者でした。彼は、学生からの挑戦を受けて、キリストの復活に関する証拠を調べ始めました。調べれば調べるほど、キリストの復活が事実であると結論せざるを得なくなりました。
そして、こう言っています。先入観を持たず、証拠を正当に調べるなら、自分と同じ結論、つまりイエス・キリストは復活した、という結論に達するだろうと。彼はクリスチャンになりました。