ごきげんいかがですか、湘南恩寵教会の坂井です。今週は詩編の祈りに心を合わせて、皆さんといっしょにお祈りをささげたいと願っています。今日は詩編53編です。まず2節から4節をお読みします。
「神を知らぬ者は心に言う。『神などない』と。人々は腐敗している。忌むべき行いをする。善を行う者はいない。神は天から人の子らを見渡し、探される。目覚めた人、神を求める人はいないか、と。だれもかれも背き去った。皆ともに、汚れている。善を行う者はいない。ひとりもいない。」(詩編53:2-4)
では、ご一緒にお祈りしましょう。
神様、あなたの目にこの世界はどのように映っているのでしょうか。いつの時代も私たちは、みんな自分のことばかり考えて、奪い合い、傷つけあい、あなたを悲しませてきたのだと思います。
神様、今私たちの時代は、あなたを見失ってしまいました。みんな「神などいない」と思っています。でも「神などいない」と言いながら、本当はみんな求めているのです。神はいないのかと、私の願いを聞いてくれる神はいないのか、私の求める神はいないのかと、みんな探しているのです。みんな困った時だけの神頼みなのかもしれません。あなたが力を表してくださるのなら、あなたを信じるのかもしれません。
でも本当は、あなたが私たちのことを待っておられるのだと知りました。目覚めた人、神を求める人はいないかと。神の御心を尋ね求め、神と共に生きようと願う者を探しておられるのだと知りました。神様、あなたの目にこの世界はどのように映っているのでしょうか。