いかがお過ごしでいらっしゃいますか。江古田教会の浅野正紀です。今週も聖書の言葉に聞いていきたいと思います。
神はエジプトで奴隷となって苦しんでいたイスラエルの民を、その奴隷状態から救い出しました。そして神は、このイスラエルの民が神と共に生きていくために、具体的な生き方を記した律法を与えました。イスラエルの民は、神と共に生きていくためにこう命じられています。申命記5章33節です。「あなたたちの神、主が命じられた道をひたすら歩みなさい。そうすれば、あなたたちは命と幸いを得、あなたたちが得る土地に長く生きることができる。」
神から命が与えられたということは、その人がしなければならない使命も必ず神から与えられています。命が神から与えられているということは、神が人に生きる意味も与えているということです。神の目から見て、無駄な命を生きている人はいません。ただし、神から与えられた使命を行なって生きていくことは、時につらく苦しい場合もあります。
しかし、たとえつらく苦しい道であっても、その道を忍耐強く歩んでいくことで、神よりまことの幸いが与えられることが約束されています。主が命じられた道をひたすら歩んだ中で、味わったどんな苦労も必ず神が報いてくださいます。私たちは与えられた命を大切にして、神から与えられた使命をひたすら行なって生きていきたいと思います。