いかがお過ごしですか。羽生栄光教会の村田寿和です。
「天の国」と聞くと、「死んだら行くところ」と思われるのではないでしょうか。しかしイエス・キリストはこう言われました。「悔い改めよ。天の国は近づいた。」(マタイ4:17)
イエス様は、御自分において天の国が来ていることを宣言されたのです。イエス・キリストにおいて、天の国がこの地上に到来したのです。「天の国」とは「神の国」のことです。神様が王様として支配されるところ、そこが神の国であり、天の国であるのです。
イエス様は病を患って苦しんでいる人をお癒しになりました。また悪霊に取りつかれて苦しんでいる人から悪霊を追い出されました。そのことはイエス様において、天の国の祝福がこの地上に到来したことを教えているのです。
完成された天の国には、病も死もありません(黙示録21:4参照)。また悪霊もおりません(黙示録20:10参照)。ですからイエス様は人々の病を癒し、死人を生き返らせ、悪霊を追い出すことによって、御自分において天の国が確かに到来していることを示されたのです。
では私たちは今どこで、イエス・キリストにおいて到来した天の国の祝福にあずかることができるのでしょうか。それはイエス・キリストの名によって、2人または3人が集まる教会の礼拝においてであるのです(マタイ18:20参照)。