いかがお過ごしですか。羽生栄光教会の村田寿和です。
聖書にはたくさんの神様の掟が記されています。たくさんある神様の掟の中で、どれが一番大切なのでしょうか。
主イエス・キリストの僕(しもべ)であるヤコブはこう記しています。「もしあなたがたが、聖書に従って、『隣人を自分のように愛しなさい』という最も尊い律法を実行しているのなら、それは結構なことです。しかし、人を分け隔てするなら、あなたがたは罪を犯すことになり、律法によって違犯者と断定されます。」(ヤコブ2:8-9)
ヤコブは「隣人を自分のように愛しなさい」という掟が最も尊い掟であると教えています。私たちが「隣人を自分のように愛しなさい」という掟を守るならば、私たちは人を分け隔てすることがなくなるのです。私たちが隣人を自分のように愛するとき、私たちの交わりから差別がなくなるのです。
ヤコブは、イエス・キリストを信じている教会の交わりにおいて、人を分け隔てする差別があってはならないと教えています。それは「隣人を自分のように愛しなさい」という掟が、教会の王であるイエス・キリストの掟であるからです(マタイ22:39参照)。またイエス・キリストが、人を分け隔てせずに愛して受け入れてくださる御方であるからです。