三川共基（松戸小金原教会牧師）

メッセージ： 晴れやかな人生を求めているのです

　おはようございます。松戸小金原教会の三川です。
　新しい一週間がスタートしましたが、あなたは晴れやかな気持ちでスタートできましたか？自分の思い描く人生が与えられ、理想とする生き方に恵まれるならば、人は晴れやかな気分で一日を始めることができるのでしょう。けれどもすべての人が晴れやかな気分になれるのではないのかもしれません。私も常日頃から肩こりに悩まされ、大変な時には頭痛がすることもあります。この肩こりが少しでも楽だったら、もっといい人生なのになあと思うことがしばしばあります。

　聖書には、聖書の神を信じながらも、自分の願う人生が与えられず苦しんでいる人が描かれています。ハンナという女性もその一人でした。ハンナは、夫との間に子どもが生まれることを願い、聖書の神に向かって、その願いを何度も祈りました。

　けれどもその願いはなかなか聞かれず、それどころか身内から嫌がらせを受ける始末です。晴れやかな人生とは正反対でした。それでもハンナは、悩み、嘆いて神に祈り続けました。すると神はハンナの思いを受け止め、その願いを聞き入れてくださいました。ハンナがどれほど悩み嘆いていたのかを、神は受け止めてくださったのです。（以上サムエル上1:3-20参照）

　神は悩み嘆く人の心を、共に悩み嘆いてくださり、その先に晴れやかな人生を用意してくださいます。あなたもその神に心の奥にあるものを祈ってみてはどうですか。