いかがお過ごしですか。船橋高根教会の牧師の小峯明です。
新型コロナウイルスの感染拡大の時には緊急事態宣言も出されて、友達と食事をすることもできませんでした。夜は早々と店も閉まり、いつもより自宅で多くの時間を過ごされたのではないでしょうか。LINEやメールなど、スマートフォンを用いて連絡を取りますが、友達と顔と顔を合わせて語り合い、遊ぶことができないことは寂しいことでした。
そうなると段々友達とも疎遠になってしまうかも知れません。学校や職場で顔を合わせて話ができないと、なかなか親しくもなれません。そんなときでもイエス様は、わたしたちを友と呼んでくださいます。わたしたちがイエス様の友達にしていただけるということです。
旧約聖書では、親しい友人になることを契約を結ぶと語ります。旧約の時代に王様になるダビデは、少年時代、仕えていたサウル王の息子のヨナタンと親しくなりました。そして二人は仲良しになりました。その時に、旧約聖書のサムエル記上18章3節に「ヨナタンはダビデを自分自身のように愛し、彼と契約を結び」と記されています。二人は親友になりました。
そして今、イエス様が同じように、ご自分を愛されるようにわたしたちを愛して、わたしたちを友と呼んでくださいます。それはイエス様とわたしたちが契約を結んだと言い換えることもできます。わたしたちには友達が必要です。そのようにイエス様もわたしたちを友達として必要な存在として招いておられます。友達ですから語り合います。わたしたちはイエス様の言葉を聖書から聞きます。そしてわたしたちはイエス様に祈り、賛美して語りかけます。あなたもイエス様と友達になりませんか。イエス様はあなたを待っておられます。