いかがお過ごしでしょうか。せんげん台教会の川栄智章です。
聖書は、神の御言葉を「朽ちない種」として言い換えています。植物の種は小さいですが、信じられないほどの力を秘めていますよね。種が地にまかれると芽が出て成長し、やがて空の鳥が巣を作れるほどに大きな木になります。同じように人間も、聖書の神様を信じるようになると、生命力を秘めた御言葉によって新しく生まれ変わるというのです。
ペトロの手紙一 1章23節「あなたがたは、朽ちる種からではなく、朽ちない種から、すなわち、神の変わることのない生きた言葉によって新たに生まれたのです。」
ここで聖書の神様を信じるようになった人間に蒔かれた種とは、種は種でもやがて朽ちていくような種ではなく、朽ちない種だと言っています。この種がまさに朽ちない種であるが故に、種を受け入れた者は永遠の命を持つ人として生まれ変わるのです。
朽ちない種である、いつまでも変わることのない神の御言葉の中に、永遠の命の秘密があるのです。たとえこの地上で生を全うし肉体が朽ちたとしても、信じる者にとって肉体の死とは罪との死別であって、むしろそれは永遠の命への入口となります。朽ちない種である神の御言葉の故に、魂は死後、天国に引き上げられます。あなたも、この朽ちない種である神の御言葉を信じて、これによって魂が養われ、瑞々しい信仰生活を歩むことができるように招かれています。