朴徹（筑波みことば教会牧師）

メッセージ： 弱い者を愛してくださる神

　おはようございます。いかがお過ごしでしょうか。筑波みことば教会の朴徹です。
　イエス・キリストはよく罪人と言われるような人々のところへ行き、一緒に食事をされました。また身分の低い人々を弟子として選ばれ、愛情を注いで育てられました。なぜそうなさったのでしょうか？

　聖書にこのような言葉があります。「神は知恵ある者に恥をかかせるため、世の無学な者を選び、力ある者に恥をかかせるため、世の無力な者を選ばれました。また、神は地位のある者を無力な者とするため、世の無に等しい者、身分の卑しい者や見下げられている者を選ばれたのです。」（1コリント1:27-28）

　人間の世界では、学歴や財産などによってその人の価値が決められ、何かすごいことができる人、立派な人と呼ばれる人がもてはやされます。しかし神様は逆に、人々からは見向きもされない愚かな者、弱い者、見下されているような人々を心から愛し、神様の働きのために救い出そうとしておられる、というのです。

　私たちは弱い存在です。強そうに見える人でも、実際には力のない小さな者に過ぎません。しかし、そんな弱いわたしたちを神様は愛してくださいます。無学な者でも、無力な者でも、無に等しい者でも、どんな人でも、喜んでご自分のもとへと招いてくださっています。一人ひとりを誰よりも大切な存在として認めてくださいます。


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