おはようございます。いかがお過ごしでしょうか。筑波みことば教会の朴徹です。
聖書にこのような言葉があります。「人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる」(マタイ4:4)
これは「人が生きる上で、パンは不要だ」という意味ではありません。食べずには生きられないのが人間ですので、そういう意味ではなく「人間にはパンに勝る大切なものがある」ということです。その大切なものというのが「神の口から出る一つ一つの言葉」、つまり「聖書の言葉」です。
人は誰でも、色々なことを考えたり行ったり、あるいは話をする時、基準としているものがあると思います。自分の経験や判断力を頼りに物事を決める人もいるでしょう。しかし、そもそも人間は完璧な存在ではありません。完璧な存在でないため、どんなに賢い人でも自分の知恵や経験、判断力だけではミスを犯してしまうことがあるのです。
ですからパンが大事なのではなく、「神の言葉」が大事なのです。私たちが生きていく上で必要なこと、大切なことが神の言葉である「聖書」に書かれているからです。その神様の教えを人生のガイドラインとして生きるなら、つまずいて立ち止まったり、道を踏み外してしまうのではないかと心配する必要はありません。天地万物を創造なさった完全なる神様の言葉が、人生の歩みを照らす光として輝いているからです。