ご機嫌いかがですか、湘南恩寵教会の坂井です。
今週は詩編の祈りに心を合わせて、皆さんといっしょにお祈りをささげたいと願っています。今日は詩編41編です。まず2節から4節をお読みします。
「いかに幸いなことでしょう、弱いものに思いやりのある人は。災いのふりかかるとき、主はその人を逃れさせてくださいます。主よ、その人を守って命を得させ、この地で幸せにしてください。貪欲な敵に引き渡さないでください。主よ、その人が病の床にあるとき、支え、力を失って伏すとき、立ち直らせてください。」(詩編41:2-4)
では、ご一緒にお祈りしましょう。
主よ、憐れんでください。わたしたちはあなたの御前に罪人です。病に侵されている存在であることを、覚えさせられています。どうにもこうにも救いようがない、弱さを抱えている者です。今、病の床に臥せって、自分の弱さを悲しんでいる者を、どうか憐れんでください。癒してください。支えてください。今、人から悪意を向けられ、だれも信じられなくなって心を患っている者がいましたら憐れんでください。信頼していた仲間に裏切られた者もいるかもしれません。
まことに私たちは、自分の弱さゆえに、互いに傷つけあってしまうような罪人です。でも主よ、願わくは、だれかの弱さを思いやる者でありたいのです。人間の弱さを思い知ったからこそ、弱いものに思いやりのある人になりたいのです。そういう者にならせてください。