いかがお過ごしですか。羽生栄光教会の村田寿和です。
聖書は、神さまが6つの日に渡って、すべてのものを造られたと教えています(創世記1章参照)。神さまは、私たち人間の造り主であるのです。そうであれば、すべての人が神さまを重んじて礼拝をささげるべきです。人間は造られた者として、造り主である神さまを礼拝すべきであるのです。
しかしながら現実はそうなってはいません。なぜでしょうか。聖書は、その原因をはじめの人アダムの罪にあると教えています。はじめの人アダムが罪を犯したことによって、すべての人が創造された状態から堕落してしまったのです。アダムの堕落によって人間は、神でないものを神として崇めるようになってしまいました。
こう聞きますと「私は何も神として崇めていない。」という人がおられるかも知れません。しかしそのような人は、自分が頼りにしているものを神のようにして生きているのです。「頼れるのは自分だけ。」と言う人は、自分を神のようにして生きています。「お金があれば大丈夫だ。」と言う人は、お金を神のようにして生きているのです。
ではどうすれば、人間はまことの神を知ることができるのでしょうか。その答えは、神の独り子イエス・キリストを知ることです。神さまは、独り子イエス・キリストを通して、ご自身を示してくださいます(ヨハネ1:18参照)。そしてイエス・キリストを証しする書物こそが聖書であるのです(ヨハネ5:39参照)。