いかがお過ごしですか。船橋高根教会の牧師の小峯明です。
新しい年になりました。コロナウイルスの影響などで、新たな歩みを見いだしにくい状況かも知れません。よみがえられたイエス様に再会するまでは、弟子たちも絶望と閉塞感の中にいました。
彼らもイエス様が十字架で処刑され埋葬されて3日間、自分たちの希望は消え失せ、どうやって故郷に逃げ帰るか、そしてこれからどうするか案じていたと思います。そんな弟子たちにイエス様の復活が伝えられ、故郷のガリラヤで会うとの約束が、復活されたイエス様に出会った女性の弟子たちから伝えられました。(マタイ28:1-10参照)
弟子たちは言われた通りにガリラヤに戻り、そして約束通り復活されたイエス様に出会い、十字架にかかるイエス様を見捨てて逃げたことも赦していただきました。ああよかった。イエス様は本当に神の子でした。弟子たちもイエス様との再会を喜んだことでしょう。けれども聖書はそれで終わりません。
イエス様は悔い改めた弟子たちに「今度はあなたたちが行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。」(マタイ28:19)と命じました。聖書はイエス様の復活で終わりません。そこから次のステージが始まります。そしてそれを担うのが僅かな弟子たちでした。イエス様は弟子たちを支え守り、導かれます。こうして少しずつ、世界中に教会が建てられていくようになりました。
日本には1549年にカトリックのザビエルがキリスト教を伝えました。プロテスタントの教会は、明治維新の前に宣教師たちを日本に遣わしました。今この放送はインターネットで世界中で聞くことができます。今もイエス様の弟子たちが世界に遣わされ、皆さんを招いています。あなたもイエス様に招かれています。