おはようございます。仙台栄光教会の李根培です。
日々の生活が平安で順調なときは、ほどほどに教会に行き、信仰を守るのも難しくありません。しかし予期しなかった困難に襲われると、神のみ前に出ていくよりも現実を見つめてしまうものです。
普段は神と親しい交わりを持っていても、苦難の波が押し寄せると、いつのまにか不安や恐れ、恨みやため息の中で、神に自分の願いばかり要求するようになります。御前に出ていくことをおろそかにし、状況を解決するために周りの人の助けを求めます。しかし何よりも大切なのは、天の父である神のみこころです。
イエスは死が近づいていても、すべてを神の御手に委ねました。イエスのゲツセマネの祈りは力を尽くした祈りです(マルコ14:36参照)。様々な問題に直面するときや、試練に遭うとき、自分の力で解決できない問題があるとき、私たちは日々神の前に出ていき、「神のこころ」が成し遂げられるように信仰の祈りをささげなければなりません。今朝は、神の御心を求める祈りをささげてみましょう。