東北あさのことば 2021年5月1日(土)放送

細田眞(福島教会牧師)

細田眞(福島教会牧師)

メッセージ: 十字架を見上げて



 おはようございます。福島教会の細田眞です。
 教会の屋根には十字架が取り付けられています。教会の建物が他の家々の間にまぎれていても、屋根のてっぺんに十字架が立っているとそれが教会であることがわかります。

 この十字架は、主イエス・キリストがおかかりになった十字架を表わしています。罪のない神の御子が乱暴され、侮辱されて、十字架にかけられたのです。主イエスのお体は十字架に釘で打ち付けられて、全身に激痛が走りました。聖書には「彼が刺し貫かれたのは、わたしたちの背きのためであり、彼が打ち砕かれたのは、わたしたちの咎のためであった。」(イザヤ53:5)と記されています。

 なぜ神の御子である主イエスがこれほど苦しまれたのでしょう。それは主イエスがわたしたちに降りかかってくるはずであった罪の報いを引き受けられたためです。十字架は、主イエスがわたしたちのために呪いを引き受けられたことを表わしています。

 明日は日曜日です。日曜日には教会で礼拝が行われます。礼拝に集まってきた人々は教会の建物に入る前に、屋根の十字架を見上げます。そして主イエスの十字架の苦しみによって、自分の罪が赦されたことを思い起こすのです。呪いの十字架は、わたしたちにとって赦しの十字架になりました。このことを思い起こすたびに、わたしたちの内から喜びがこみ上げてくるのです。十字架にこそわたしたちの救いはあります。

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