おはようございます。楽しいお正月でしたか。それとも忙しいお正月でしたか。今年も健康に気をつけましょう。
主イエスは病気に苦しむ人、悩みに苦しむ人をご覧になって、小高い山に登り、そこから語りかけられた福音を、私たちは「山上の説教」と呼んでいます(マタイ5-7章参照)。その一番初めの福音は、「心の貧しい人々は、幸いである」というものでした。
心の貧しい人とは、心が高ぶらない、つまり、謙虚な人ということです。私たちはややもすると、人より何か良いことを考え、良いことをしている、何か優れたことをしていると、自慢したいところがありますね。その点、謙虚な人を見ると「いいなあ。」と感心するだけでなく、「ああなれたらいいのに…」と心の中でつぶやくこともありませんか。キリストは「心の貧しい人々は、幸いである」と言われ、さらに「天の国はその人たちのものである。」と言われました。
キリストの福音の生きる希望は、天の国、神の国で、キリストと共に永遠に生きることです。「心の貧しい人」になれるよう、キリストの福音に心を傾けましょう。