主の2021年、明けましておめでとうございます。新年も皆様お一人お一人の上に主の豊かな恵みがありますように祈ります。今月は「キリストの福音」について、聖書からお話しします。
最初はマタイによる福音書4章17節「そのときから、イエスは、『悔い改めよ。天の国は近づいた。』と言って、宣べ伝え始められた。」とあります。ここではキリストは、二つのことを語っておられます。一つは「悔い改めよ」ということ、二つは「天の国は近づいた」です。
この福音を聞いたのはユダヤ人たちでしたから、先祖や親から聞いていたので理解できたでしょう。しかし、日本人の私たちには難しいメッセージです。この世は誘惑が多く、大なり小なり罪を犯します。まして聖なる神の前には、悔い改めるべきことは数え切れません。さらにこの世で命を全うしたら、約束された天の国、神の国に入れていただく信仰と希望を確信していますが、まだまだ未熟な信仰なので、大変です。
でもこういう未完成な私たちへ語られるのが、救い主イエス・キリストの福音です。感謝して「キリストの福音」に聞きましょう。