ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井良一です。
私たちが生きている人生は昔から、旅のようなものだとたとえられることがあります。交通機関が今のように発達していなかった昔、旅人は自分の足で目的地に向かって歩み続けなければなりませんでした。
私たちも人生の目的地を目指して毎日の生活を送っています。ときには障害物に出会って立ち止まることもあります。回り道をしなければならないことも起こるでしょう。それでも旅の目的地をちゃんとわかって進んでいるなら、いつかはその目的地にたどり着くことができるはずです。しかし私たちは人生の旅を続ける中で、いつのまにかその目的地を見失ってしまうことがあります。そのため、全く違った道に足を踏み入れてしまって、自分が今どこにいるのかさえ分からなくなってしまうのです。
こんなとき旅人なら、持っている地図を使って正しい道に戻ることができます。それでは人生の旅を続ける私たちを正しい道に導くものは何なのでしょうか。神さまが私たちに与えてくださった聖書がその役目を果たすことができます。聖書は、人生の旅を歩む私たちに神様が与えてくださった地図のようなものなのです。だから聖書があれば私たちは毎日毎日自分の行くべき道を確かめながら、目的地に向かって私たちの人生を生きて行くことができるのです。
聖書の言葉「あなたの御言葉は、わたしの道の光、わたしの歩みを照らす灯。」詩編119編105節