おはようございます。いかがお過ごしでしょうか。筑波みことば教会の朴徹です。
皆さん、「Twice」という名前を聞いたことがあるでしょうか。Twiceは2015年に韓国で結成された女性アイドルグループです。最近特に若者に人気がありまして、2017年には「紅白歌合戦」にも出場するなど、ここ日本でも活発に活動しています。メンバーは、全部で9人いるのですが、そのうち5人が韓国人、台湾人1人、そして日本人が3人も所属している多国籍グループです。国籍や言葉、育った文化も違う9人もの女の子たちが、一生懸命歌ったり踊ったり、兄弟のように仲良く過ごしている姿を先日テレビで見て、ふと、クリスチャンの集まりである「教会」のことを思い出しました。
クリスチャンは、実の家族でもないのにお互いを兄弟姉妹と呼びます。その理由は「クリスチャンになるということは、神の子どもにされる、ということ」だからです。
聖書にこのような言葉があります。「あなたがたは皆、信仰により、キリスト・イエスに結ばれて神の子なのです。」ガラテヤの信徒への手紙3章26節のみことばです。
イエス・キリストの十字架による罪の赦しを信じる信仰を持つ人は誰でも神の子どもである、と言うのです。そして神の子ども同士ですから、お互いは兄弟姉妹であり、神の子どもの集まりである教会は「神の家族」なのです。ですからクリスチャンにとって大事なのは、日本人か韓国人か中国人か、といった区別ではありません。本当に大事なのは、神様のもとに兄弟姉妹が仲良く生きることです。そのような愛と喜びに満ち溢れるところが、まさに教会なのです。