あさのことば 2020年11月13日(金)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

千ヶア基(横浜教会牧師)

千ヶア基(横浜教会牧師)

メッセージ: どんな時でも支えてくださる神様



 いかがお過ごしでしょうか。横浜教会牧師の千ヶア基です。今日も神様の御言葉に聞きたいと思います。

 私たちの心が弱っている時というのはどのような時でしょうか。自分のことが分かってもらえない時。周囲からの信頼を失って孤独になっている時。誰かに裏切られた時。病気や災害を含め、想定外のことが自分の身に起こった時など様々なケースが考えられます。

 聖書に出てくる登場人物も、災いに直面し、病気になって起き上がれなくなったりします。時には、自分のことを悪く思っている人たちが友人を装ってお見舞いに来て、心の中で「早く死んでしまえばいいのに。」と思っていることに気付く経験もします。「お前などいなくなれ。」「この世からいなくなれ。」というのは、心の中で人を殺しているのも同然です。そんな思いが自分に向けられていたら、私たちは平常心ではいられなくなるでしょう。

 こういう時、素直に神様に助けを求めることができると、私たちの心はとっても楽になります。詩編41編4節に次のような言葉があります。「主よ、その人が病の床にあるとき、支え、力を失って伏すとき、立ち直らせてください。」

 何度も何度も、どういう状況でも、繰り返し神様に助けを求めていくと、いつしか神様が支えてくださっていることが分かるようになります。どんな時でも支えてくださる神様の愛の姿が聖書にたくさん出てきます。ぜひ、これからも聖書の話を聞き続けてみてください。

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