いかがお過ごしでしょうか。横浜教会牧師の千ヶア基です。今日も神様の御言葉に聞きたいと思います。
これまでの人生を振り返ってみて、後悔していることの一つや二つは誰にでもあることでしょう。「あの時こうしておけば良かった」という思い出は忘れられないものです。それが単なる思い出ならまだしも、そのことが原因で今も辛い目にあっているとしたら、その人の気持ちは穏やかではいられないでしょう。
例えば、不規則な生活を長くしてきたせいで病気になっているということが考えられます。自分の愚かな行為が周囲の人々への不信感となり、人間関係が冷めてしまうことも考えられます。親しい家族や友達からも敬遠され、仕事仲間とも距離が生まれて孤独の中を生きるしかないことだって考えられます。
そういう中で、旧約聖書の詩編38編22節に次のような言葉があります。「主よ、わたしを見捨てないでください。わたしの神よ、遠く離れないでください。」
親しい家族や友達、仕事仲間に見捨てられ孤独の中にあるようでも、「わたしを見捨てないでください」と神様に祈ることができれば、その人は決して孤独にはなりません。倒れそうになっている自分を助けてくださる御方がいることを、聖書は私たちに今日も示してくれています。