おはようございます。ごきげんいかがでしょうか。新所沢教会の牧師、長田と申します。
キリスト教の神様が「三位一体」のお方だということ、これは皆さんもお聞きになったことがあるのではないでしょうか。では、その「三位一体」が何と何と何かというと、こちらはご存じない方が多いのではないかと思います。「父なる神様」「イエス様」はともかく、「聖霊なる神様」はなかなか出てこないようです。
聖霊は、聖書の中でも「神の力」とか「神の息」などと呼ばれますので、父や御子の活動の様子であると言われたり、天使の種類のように思われたりするようです。けれども聖霊は、父や御子と並ぶ三位一体の一角を占める唯一の神様です。イエス様が天に戻られる時、弟子たちを宣教に遣わし、洗礼を授けるよう命じました。その時「父と子と聖霊の名によって」と命じておられます。父や御子イエス様だけでなく、聖霊も私たちの救いに関わっているのです。
むしろ聖霊こそ、私たちの信仰生活に直接関わるお方です。日々の生活の中で、聖霊の存在、その働きを感じられるならば、私たちは力強く過ごすことができます。私たちの信仰生活に関わる、この聖霊を心に留めましょう。
聖書をお読みします。「あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。」(マタイ28:19-20)