ごきげんいかがですか。所沢ニューライフ教会の玉井宣行です。
新型コロナウイルス感染防止のために、ほとんどの人たちがマスクを着用しています。しかし気温が高い時などは、マスクを着用することが困難になります。そしてマスクを着用し続けると、熱中症のリスクを心配しなければなりません。感染防止と快適さの両立の難しさを感じます。
一方で自然現象は年々厳しさを増しています。気温の上昇ばかりではなく、それが原因で引き起こされる大雨による洪水の被害も驚くばかりです。避難所では、今度はその場所での3密防止や換気のことを心配しなければなりません。
50年前の子供のころを思い出します。エアコンがなくても扇風機があれば夏を過ごすことができました。大雨といっても今とは比較にならないくらいに被害は小さかった記憶があります。半世紀の間に格段に暮らしにくくなった気がします。
聖書は語ります。「父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである。」(マタイ5:45)と。父なる神が創造された自然は、すべての人間に恵みをもたらす優しいものでした。しかしその自然が今、人間に牙をむいているような気がします。今こそ天地を創造された神の前に静まり、「人間にはすべてのことが可能である」との傲慢な思いを考え直す必要があるのではないでしょうか。