ごきげんいかがですか。所沢ニューライフ教会の玉井宣行です。
あるIT企業がテレワークを始めたとのことです。しかしテレワークをしているのは正社員のみであり、非正規社員は出勤して働いているというのです。
表向きは時差出勤ですが、場合によっては早朝から満員電車を利用しなければなりません。会社の利益のために働くという意味では、正社員も非正規社員も同じ心構えではないでしょうか。社員がチームを組んで働き、成果を出すことを考えるならば、このような働き方は最大の成果には至らないと思います。
そのような職場で苦闘している一人ひとりに聖書は語ります。「あなたがたもこのように働いて弱い者を助けるように、また、主イエスご自身が『受けるよりは与える方が幸いである』と言われた言葉を思い出すようにと、わたしはいつも身をもって示してきました。」(使徒20:35)と。
キリストは、重荷を負って苦しむ人々のために、十字架につけられ、死にました。しかし3日目に死者の中から復活することによって、死という最も大きな重荷に打ち勝ってくださいました。死を予感させるような数々の重荷に苦しむ私たちのために、この重荷を取り除いてくださいました。このキリストを信じ、重荷をキリストにゆだねる時、私たちの人生には新しい希望の光が差し込むのです。